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美桜side

2人で話をしてそろそろ7時になりそうになっていた


「そろそろ帰らないとやばそうじゃない？」


紗奈は時計を見ながらそう言った


「ん〜そうだよね笑、でももうお父さんにはバレてる気がする苦笑」


「さすがみおちゃんのお父さん苦笑、中村先生に隠し事してもすぐにバレるよね笑」


「ほんとそうそう笑」


美桜と紗奈は顔を見合せて苦笑いをした


「みおちゃんはこれからどうするの？この部屋に隠れる？」

「ん〜どこに隠れたらいいかな笑」


2人で話しているとトントンと音が聞こえた


トントン


「ﾋﾞｸｯΣ！！」




紗奈と美桜は音に驚き、お互い顔を合わせて終わったねという表情をした


そして美桜の父である悠斗がドアを開けた


「やっぱりここか」


悠斗は呆れた顔をしながら紗奈の部屋へと入ってきた


「中村先生おはようございます」


紗奈が気を利かせてお父さんに話しかけてくれた



紗奈とお父さんは話しているけど、ずっと黙っている私の方をお父さんはチラチラ見てくる


どうしよう、、、、


そろそろ紗奈とお父さんの話が終わりそう


「ちゃんと朝ごはん食べるんだよ〜、それじゃ先生と美桜はもう行くね」


そうして美桜は悠斗に連れられ紗奈の部屋を出た。紗奈は美桜が出る時頑張ってと口パクで伝えた