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樹｢じゃあ先生と約束しよ？美桜は治療で何が嫌なの〜？｣


美桜｢ﾋｸｯ…全部…ﾋｸｯ…｣


樹｢全部か苦笑…具体的にこれは絶対したくないってのはあるでしょ〜？先生に教えて欲しいな〜｣


美桜｢…ﾋｸｯ…注射…ﾋｸｯ…電気…ﾋｸｯ手袋…ﾋｸｯ｣


手袋？あぁ〜、突起が着いたゴムサックか


樹｢じゃあ、今言った美桜の嫌なことは明日はしないよ。でも明後日からは必要って思ったらするけど、必要じゃないって思ったらその時はしないよ？


でも今日の今からの治療美桜がちゃんと頑張ってくれるならのお話。


美桜がいやいや言って治療を受けてくれないなら昨日と同じみたいに治療するよ。


先生と今日治療頑張れる約束できる？｣


美桜｢ﾋｸｯ…ｸﾞｽﾝ…うぐｯﾋｸｯ…ﾋｸｯ｣


美桜にとっては選択しずらいよな


今は治療したくないもんな


悠斗｢みお〜？今日頑張れば明日お注射とかみおの嫌いなことないんだよ〜？今頑張った方がいいんじゃない？｣


美桜｢…ﾋｸｯ…うぐｯﾋｸｯｸﾞｽﾝ…ﾋｸｯ｣


美桜は泣いていたが小さく頷いてくれた


俺は美桜の頭を撫でた


樹｢先生と行こうか｣


美桜は首を振った


美桜｢ﾋｸｯ…自分で行く…ｸﾞｽ…｣


美桜は先に1人でスタスタと行ってその後を樹がついて行った


俺は書類の整理でもしようかな