テキストサイズ

My life

第43章 約束


キリのいい所で書類まとめを終え、時計を見ると20:15だった

そろそろ部屋に行くか



美桜の部屋へ行くと、潤が栄養剤の速度調整をしてその隣で美桜は処置用のベットに横になってテレビを見ていた


潤は俺に会釈し、俺も会釈をした



悠斗「みお〜お疲れ様。テレビ見ずらくない?笑」


処置用のベットはテレビとは1番遠い対角線上の位置にあった


美桜「…大丈夫…ベット戻りたい。」


処置も終わったし、美桜が望むなら大きい方のベットに移動するか


美桜のいつも寝たり、過ごしているベットはキングサイズで大きすぎて処置がしずらいため、処置用というシングルサイズのベットが用意されている


正直この部屋は美桜のための部屋でもある。


他の子は正直ベット2つなんていらない。美桜の処置ではベットを汚してしまう可能性が高い。キングサイズだとシーツ交換も大変だからって理由で2つ置いているのもある


あと、俺と美優の子ども達はよく入院するから基本中村家が使ってるな笑


俺が美桜を抱えて、潤が栄養剤の袋がかかった点滴スタンドを持って大きめのサイズのベットに移動した


美桜「…ありがと。………眠いからもう寝るね」


悠斗「あとは俺が美桜のこと見るから潤も仕事戻っていいよ〜」


潤「分かりました。ありがとうございます。みお〜ばいばい?おやすみなさい」


美桜は何も言わず、目を閉じていた


治療で疲れたのか、顔が死んで無の領域に達してそうな顔をしていた


俺は美桜のベットに座って美桜のお腹を一定のリズムでポンポンしていると美桜の寝息が聞こえてきた


そして悠斗はそのまま美桜のベットに座りベットサイドのテーブルを近づけて、サイドテーブルの上にパソコンを置いて仕事の続きをした

ストーリーメニュー

TOPTOPへ