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My life

第50章 それぞれの葛藤


「ヒクッ…先生。」

美桜が恐る恐る俺を呼んだ

「どうしたの?」

美桜は少し言いずらそうに小声で言った

「…喉乾いたからお水ください」


「ふふ笑、そんな小さな声じゃなくて普通に言えばいいのに〜笑
ちょっとまっててね、すぐに持ってくるから笑」


湊は常温の水をコップの半分くらい入れて美桜に渡した


「はいどうぞ〜」

「ヒクッ…ありがとうございます」


そして美桜は2口で水を全部飲み干した。


美桜結構喉乾いてたのかな?あれだけ泣き叫べばそりゃ喉渇くか笑

「お水足りた?もう少し飲む?」

美桜は首を小さく横に振った

「もういらない。大丈夫」

「わかった。じゃあそろそろ始めるよ〜美桜先生とのお約束覚えてる?」

美桜は小さく頷いた

「じゃあ先生と何のお約束したか先生に教えてくれる?」


「ゴックン頑張る。暴れない。先生の言うことちゃんと聞く」


「良くてきました!ちゃんと先生とのお約束守るんだよ〜笑、それとお口に入れてるお水吐き出したらダメだよ〜、隼人くんがずっと大変そうに美桜のお口拭いてたから」

「わかった。」

「じゃあ横になるよ〜、泣いてもいいからお約束は守ってね〜」

「うん。先生ももう怒らないでね」


「それは美桜次第かな〜笑」


「……いじわる」


そして湊は美桜の頭を笑いながらぽんぽんとしてゴム手袋をはめて再開の準備をした

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