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最後にスコープを入れて腸の中を見て終わりだ。疲れて眠そうな美桜に一言声をかけてスコープを入れた。


「みお〜これで最後だよ！お腹にカメラ入れるけど痛くないから頑張ろうね」


「うｯﾋｯｸ………ﾋｯｸ………ぐすっﾋｸｯ」


美桜は体も限界に来てい目をトロンとさせながらグズっていた。


「みお〜寝れるなら、眠っていいよ」と潤は固定を弱めて美桜の背中を一定のリズムでポンポンした。


「ﾋｯｸ…んぅ ﾋｯｸ」


美桜はスコープが気持ち悪いらしく眠れないようだ。スコープを動かすたびに少し痛いようで唸っている。


眠ったまま処置できるのが本人にとってすごく楽だと思うがやっぱり気持ち悪くて眠れないよな…苦笑



腸内を見ていくと結構荒れてた。これは薬でガッツリ治療しないとダメそうだな.......。


「終わったよ〜 今から抜いていくからもう少しだよ〜」


湊はなるべく素早くスコープを抜いた。