My life
第7章 お説教と地獄の診察の始まり
でも俺は風神先生は患者思いで、患者のためなら厳しくするけど頑張ったらたくさん褒めてくれる俺の憧れの先生だ。
それなのに迷惑しかかけてなくて申し訳ない……
美桜は結構恐れてたけど、寂しくて眠れない時とか、治療がきつくて弱音をはいた時いつもそばにいてくれた。
そしてぐずってるときも、泣いてる美桜を抱っこしてあやしてくれたり、なんだかんだ懐いてたけどな笑
しばらくお互いの沈黙が続いたあと美桜は案の定今日の当直誰か緊張しながら聞いてきた。
俺は美桜がちゃんと体調悪いって言ったら教えてやるつもりだったから、美桜がちゃんと言うまで言わないと言った。
美桜はしばらく黙って考えたあと別にいいと言い始めた。
多分水瀬先生か風神先生で一か八かで水瀬先生にかけたのだろう笑
このままだと絶対に言わないし進まなそうだ
なにより水瀬先生だと美桜がワガママ言い始めるからある程度は俺が終わらせといてやる。
俺はため息をついたあとに体温計をもって美桜に話した。