テキストサイズ

碧い雨の夜に…

第5章 【不変的に……】






「理世ちゃん……凄い気持ち良いね?たくさん踊った後だから疲れてるのにごめんね?理世ちゃんの顔見たらどうしても我慢出来なくなって…っ」




頷くだけで精一杯だ。
待って、またイっちゃう。
ナオの腹筋に手をついて首を振っても「もっと欲しいの?」と勘違いして煽いじゃうだけ。




「もっ……もうお願い……無理…っ」




「あぁ、可愛い、理世ちゃん可愛い、どうしよう、止まらなくなる、ナカ凄いよ、僕もイク……後でまた続きしても良い?」




痙攣が収まらず声にならない。
ぐったりするまでソファーの上でお仕置きされちゃった。
好き…………こういうとこ。
堪らなく好き。
もう手放せない。
ナオが居ない生活に戻れないよ。




携帯見てても構って欲しいと取り上げられる。
見られても全然良いんだけど、テーブルの上に伏せて置かれ何度もキスして煽ってくる。
首をジっと見つめてくるから「良いよ、つけても」って許すんだけど。
唇這わせてくるくせに首にはつけてこない。
着ていたパーカーのジップを下げて結局おっぱいにつけられる紅い印。




「ナオのって強くつけてくれた?」




「うん、首は……まだ男の匂いしないからやめとく」




「え?男の匂い?」




「理世ちゃんモテるから本当はつけたいけどダンサーさんだし……毎日匂いチェックしてるの知ってた?理世ちゃん汗掻いても良い匂いする、それに男の匂いが混ざったら絶対に気付く自信あるから」




「そうなの?自分じゃ匂いってわかんないな、嫌な匂いじゃなくて良かった」




「理世ちゃんの匂いはずっと嗅いでたい、好き」




「ナオの匂いも好きだよ、こっち座って」




そう言って床に座っていたけれど、ナオだけソファーに座らせる。
華奢だけど、ちゃんとついてる筋肉。
女のコとしてモデルもしてるから綺麗な手、指先まで光ってる。
甲にキスを落として見上げるよ。
足にもたれ掛かるとドキドキしてくれるかな。




膝にもキスしてゆっくり足を広げる。
内腿にも這わせてキスしたら?




「ナオの匂い、私もわかるよ」




「え…?本当に?嫌じゃない?」




「ううん、好き」




足の間に上手く入って腿についた手を這わせていく。
目は逸らさないで。








ストーリーメニュー

TOPTOPへ