碧い雨の夜に…
第1章 【衝動的に……】
「あ……もうちょっと暗くしてもらえると有り難いです」
もう、本当女の子、ていうか中身は女子高生なんじゃないかって思ってしまうよ。
間接照明だけにして暗くしてみた。
完全に上を脱がしてズボンも下げようとしたら「ボクも脱がせたい」とか。
バンザイしてTシャツを脱がせられ下着姿に震える指先がおっぱいを覆った。
本当に童貞?
それならめちゃくちゃ嬉しいよ。
初めてを与えて貰えるんだもんね。
何気に童貞とは私も初めてで優しくしてあげる加減とか正直わからない。
でも、そういうのは気持ち次第だよね。
大切に扱う、自分の持ってる感情全てで愛してあげれば良いかな。
「ホック、外して」
「あ………ハイ」
髪を除けて一生懸命外してくれる。
「早くしないとズボン脱がせちゃうよ」と催促して。
結局私が脱がす方が先だったけど。
へぇ、レディース用のボクサーパンツかな?
大きくなってるからサイズ的にギリギリじゃない?
やっと外せて私もズボンを脱がせてもらう。
どっちから?私からだよね。
そっとナオを仰向けに寝かせて上に乗る。
指を絡め合って優しく微笑む。
「優しくするから」
まさか私が男がよく言うセリフを言う日が来るとはね。
「本当にボクで良い…?」
「まだこの口はそんなこと言うの?」と軽くキスをして黙らせる。
「ナオ以外の男とする日はないよ、永遠に」って囁いて舌を割り入れた。
髪をひとまとめにしているナオの後れ毛が色っぽい。
ねぇ、男の顔になってるよ。
それ、私にだけにしてよね。
「他の人にその顔見せないで……今から私だけのナオにするから」
「うん、早くリセちゃんだけのものになりたい…」
煽ってくれるね、良いよ、叶えてあげる。
グッとナオのアソコに自分のを擦りつけた。
それだけで「あっ…」て可愛い声漏らしてる。
「固くなってるね、初めて…だっけ?女で勃ったの」
「うん、ボクずっと、本当はリセちゃんの前で我慢してた……女の子に初めてドキドキした……リセちゃんのその目がボクを簡単に男にするんだ」
「へぇ、良いこと聞いた……じゃ、もう遠慮しないからね?最初にした約束事は廃止にするね?良いでしょ?」
「………うん」