碧い雨の夜に…
第1章 【衝動的に……】
ニヤリとする私に真っ赤になりながら指を絡め合って腰を振った。
攻めてた時の顔とはまるで違う。
感じ過ぎておかしくなりそう…?
あぁ、その情けない顔ずっと見ていたい。
あれほど完璧な美人顔が歪んで涎垂らして私の名前呼ぶんだもん。
ゾクゾクするよ。
「リセちゃん……待って……待って…っ」
「んんっ……待てない、私もヤバいの、ナオの一番奥まで届いてるんだもん、イって良い?」
「ハァハァ、わかった、耐える…っ」
胸板に手をついてピストンしていたのに膝を立てられて後ろに倒された。
(えっ!?)て思ったらナオが立てた足を背もたれにM字に開いた私の足を持って下からピストンしてきたのには驚いた。
瞬く間にイかされたの。
「あぁっ……それダメっ……イクっ…イクイク…っ」
人生初めての潮吹きとかヤバ過ぎるでしょ。
植え付けるつもりが植え付けられてるじゃん。
私自身がナオの身体に溺れていったんだ。
セックス………しちゃった。
バックも獣のように私のナカで激しく果てていったナオを朝まで抱き寄せて眠りについたの。
これ以上はないほどの幸せに満ちた夜だった。