碧い雨の夜に…
第1章 【衝動的に……】
「あぁ……それ、イクっ……ダメダメっ……ハァハァ……イクっ…イクっ…」
激しく痙攣しても止めないナオに悶絶させられた。
お願い、やめて……まで言わされて。
奥に潜んでいたSの顔をしたナオに心底疼いた。
「リセちゃんイったの?嬉しい」
「ハァハァ……ナオ、来て、キスして」
ぐったりする手をナオの首に回して舌を貪り合った。
「あぁん…」と思わず声が出たのはナオのが私のクリトリスを刺激してきたから。
え………もう回復したの?
ナオも自分に驚いているみたい。
「リセちゃん……次は挿れたい」
「大丈夫…?えっと、騎乗位させたいの?」
「それは……追々ってことで、今はこのまま挿れたい」
「うん、ちょっと待って」
新しく開封するコンドームに2人してドキドキしてさ。
装着したらそのまま仰向けになってナオが挿入ってきた。
「あの、がっついてしまったらごめんなさい……加減わからないから教えてくれると嬉しいです」
「ナオ、全部受け止めるからナオの愛したいように愛して……痛い時だけ言うね」
「リセちゃん……好き……大好きだよ」
「私の方が大好きだし」
「エヘヘ……んっ……はぁ……挿入ったぁ…っ」
「はぁん……あっ……凄い……ナオ、気持ち良いよ……ゆっくりでも良いから奥まで来て」
「あっ……あっあっ……んんっ」
この世にこんな愛おしい瞬間があるなんて思いもしなかった。
キスやハグだけじゃ到底感じられない。
心も身体も繋がったら自然と涙が溢れてくるね。
痛いんじゃないよ、感動してるの。
ナオ……もっと……もっと来て。
ようやく激しくピストンしてくれた。
それでも終始苦しそう。
薄っすら汗も掻いてきている。
眉間にシワ寄せて目を閉じて堪能してくれているの?
もっと可愛い顔見せて。
そしたらもっと締めてあげる。
童貞の割にはやっぱり男と経験してるだけあって2回目からは長かった。
ずっとお臍の方まで反り上がってる。
下からピストンもして気が付いたら何度もイかされていた。
アヘ顔になったのは私の方だ。
繋がったまま起き上がり対面座位から、攻守交代でお待ちかねの騎乗位へと移る。