碧い雨の夜に…
第2章 【本能的に……】
タクシー乗ってからは大人しくなって手を握り肩に頭乗せて寝ちゃったらしい。
キスしたから満足したんだろうね。
家に着いてからは………そりゃもう、ね。
「リセちゃ……待って…っ」
「ん……ヤダ」
コート脱がせて靴脱がないまま玄関先で押し倒している。
カバンから出したコンドームを口に加えて手コキで大きくするの。
物足りないから制止する手を退けてフェラした。
「リセちゃん…っ」と呼びながら徐々に固くなる。
「何でゴム持ってるの…?」
「ん……何処ででもナオとエッチする用」
「本当にボク?今日ナンパしてきたあの男とじゃないよね?」
「アキラ…?ないない、ナオとだけ」
喋りながら装着して跨がる。
待って、と自分のコートとマフラーを足元に敷いてくれた。
上目遣いのナオにキスをして腰を沈めていく。
何にもされなくてもナオに触れただけでこんなに濡れてるなんて笑っちゃうでしょ。
「普段から名前で呼び合うんだね」
「ただの幼馴染みだよ、ねぇ、エッチに集中してよ、ナオ」
「何でも知ってるから俺……みたいな感じでマウント取ってきたってことはリセちゃんのこと好きなんじゃないの?」
「ナオにナンパしてきたのに?」
「ナンパ慣れしてないよ、アレ」
「プハハ!そうなんだ?ウケる」
「ねぇ、ボク怒ってるんだけど」
「あ…………ごめん」
「集中してないのリセちゃんじゃん」
ぷぅ…と頬膨らませて拗ねてるナオの前でパーカーとTシャツを同時に脱ぎ捨て両手を胸に持っていった。
「何回も言わせないで、理世の心も身体はナオのモノなの」
「全部…?」
「当たり前じゃん………あっ」
ムクッとナカで大きくなった気がした。
片手で背中を支えられ片方で乳首を転がされる。
「ボクの奥まで挿入ってる、わかる?」
「はぁん……わかる」
「リセちゃんの身体、外もナカも熱いね」
「うん………ナオ動いて良い?」
「まだダメ、ボクのまだ大きくなるよ…?キスして、リセちゃん……唾ちょうだい」
煽ったの、リセちゃんだよって言われてる気がした。