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小説以外のひとりごと

第47章 2024年7月

「ウォンカ チョコレート工場のはじまり」

2023年-アメリカ、イギリス、カナダ合作
原題 Wonka

ウィリー・ウォンカがチョコレート工場を作る前の若かりし頃の前日譚


過去編ということで、てっきりあの大ヒットした「チャーリーとチョコレート工場」ジョニー・デップ×ティム・バートン版の前日譚映画かと思ってたら全然違ってた!!!


なんかウィリーのお母さんが出てきたり、ウィリー本人のキャラクター設計に違和感があったと思ったら、

ティム・バートン版のほうが原作児童小説を改変しまくった映画だったのですね
知らなかった

とりあえず前日譚の今作品は原作小説だったり、昔の映画(1971年)のウィリー・ウォンカの前日譚なのだそう


今作品を単体映画として視聴してしまえば、

とてもキラキラとしたファンタジー映画


ミュージカル映画といってもいいくらい歌モノで、まるでディズニー映画かってくらいキャラクターたちが歌います


しかも、それらがとても耳に残る、良いシーン


ウィリー・ウォンカはとてもキラキラした好青年

ジョニー・デップが演じた怪しげなエキセントリックな性格ではなく、

どちらかと言えば「ファンタスティック・ビースト」のニュート・スキャマンダーとイメージがかぶる


悪役として登場したはずの宿屋の女主人が中盤から雰囲気が変わったり、ラストにはみんないい人たちになっていくので後味の悪さはかなり低い


というのも、ティム・バートン版は後味の悪い子供たちへのお仕置きだったり、少々毒っけかあるブラックな映画であったけど、

今作はブラックな毒要素はかなり低い

ある意味ハートフルな映画でした


気になる点が無かったわけでもなく、

この映画に黒人は要らなかったと思う



特筆スべきはMr.ビーンだろうな

笑ってしまった



曲もいいし、
映像もいい

世界観、舞台観も良い映画


ティム・バートン版の不思議な映像を期待すると、少しだけ「薄味」かな

減塩風味でした!

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