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小説以外のひとりごと

第49章 2024年9月

「世界情勢」  その2

物流だけの問題でもない

アジアやインドなど経済支援を求める途上国は他国の援助をもらいながらインフラを整えている

日本も数々の支援をしているが、それはあまり広がってはいない


中国は日本より安い金額で提案する

日本は高く、そして時間もかかる

途上国は安くて早く仕上げる中国に決めていく

それも何カ国も


港を作り、橋を作る

そのあと


債務不良を起こして支払えなくなっていく途上国はその場所の権利をどんどん中国に奪われていく


インドの港はすでに中国のものだ


貿易船だけでなく、中国の軍艦も寄港できるのだ

インドネシアもそうだ

そしてアフリカ諸国を支援しているのはロシアと中国だ


世界は徐々に向こうの陣営に押さえられつつある

ロシア人は隣国ベラルーシの事を隣国と思っていない
ロシアの国だと思っている

ウクライナ紛争はロシア人からみれば「ウクライナはロシアの土地で住んでいるのもロシアと同じじ人種だ、あれは昔も今もロシアだ」と思っている

隣接する国ジョージアはウクライナ同様にヨーロッパへの仲間入りを求めているが、ウクライナ紛争を見て動けない
動けばウクライナと同じ目に遭う

ジョージアの人たちは以前ソ連と領地問題があり、現ロシアを敵視しているのだからヨーロッパに近付きたいのだ

黒海の反対側、ブルガリアはEU加盟国の中で唯一ロシアと同じ文字を使うロシア圏内の国だ

ヨーロッパに近いブルガリアだけど、ロシアに制裁は行っていない

何ならロシアの武器の生産地はブルガリアだ

ロシアは上得意の相手なのだから制裁するわけがない


ウクライナ紛争がどういう決着をつけて終わるのかわからないけど、ただでは終わらないだろう

EUにもNATOにも中途半端に関わるロシアとの干渉エリアで終わってしまうかもしれない

それは同じく台湾も

韓国も

北朝鮮も



そして日本、もっというと沖縄と北海道も同じことが言えるかもしれない

日本のまわりは敵陣営だらけだ

西洋人の壁として存在する国、それが日本の現実だ

そしてテレビなど報道機関も日本人に目隠しをさせられ踊らされているわけだ

日本の介護施設さんやトラック運転手、工事現場はすでに外国人が多くなっている

自分が老人になったとき、まわりに日本人は少なくなっているかもしれない

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