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あさいらむーんのひとりごと

第58章 2025年9月

2025.09.20.土曜日
「秋冬に変更」


今日は大量入荷の納品日

入ってきた品物をどんどん売り場に出す

夏の関連商品をすべて撤去してあるので、
すぐに冬物を出せる

4人がかりでひたすら作業

ボクが棚割り決めて、まずは1点づつ商品の配置を決め打ちしていく

他のふたりはそのあいだに展示用サンプルをひとつづつ組み立てていってもらう

もうひとりは什器と装飾備品の準備
よけいな棚を外していって、
今から必要な棚を用意してもらう
サンプル品には人工芝を敷いて見栄え良くしたいので、それも取ってきてもらう

毎年のことなのでみんな打ち合わせしなくても完成イメージがわかってる

ここにこれが並ぶよね

こっちはその備品並べるよね

下の在庫はこれくらい積み上げるから棚の高さはこれくらいだよね

入り切らない在庫はいったん倉庫だよね


という流れが全員わかってるので
いちいち会話もしない

途中、昼ごはん休憩を1人づつ時間差で取っていく

ボクが戻ってきたときには
もう全部終わっていた

はやっ


良く言えば
慣れてる、手際が良い

悪く言えば
代わり映えしない、
去年と同じ陳列


上の人に
「もう飽きたなぁ、このパターン!
 変えてくれて良いですよ?
 前からのクルーがやったら
 同じような雰囲気になっちゃうから」
て言ってみたら


「他の人がやっても似たようなかんじでしょ」
て言われた

じゃあ、今年はコレで


ひと通りの販促物も付けた

あとは暇な時間に追加の装飾を足していこう


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