テキストサイズ

カッコ悪い俺ら

第1章 プチ恥態―――…



と、“かも”“ヤバイ”君が…


自販機の前で小銭を投入しているのを見かける――――…



「―――――アイツ…家――――この辺なのか?」




つい、知った顔だと…
何をしているのか気になるもんで…



俺は、そいつが何を押すのか見届ける







と――――…




缶コーヒーに、狙いを定めたそいつは…ボタンを押す――――…が!



肩にかけていた鞄がずり落ちそうになり!!!慌てて体勢を建て直す





ピ!





「―――――――あ!ぁ~~~~マジか…」






そいつは、体勢を崩した瞬間――――…缶コーヒーではなく…


“甘酒”



の、ボタンを押していた!





ストーリーメニュー

TOPTOPへ