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カッコ悪い俺ら

第6章 体温



連日の疲れか、あくびをする颯太は時計を見て、寝室に向かった




明日……なんの予定もない俺は




もう少しテレビを見るからと、リビングに1人残った





深夜のテレビは…こんな時でも笑いを提供してくれる




微妙な……距離感の――――…微妙な…




体温





俺は、さっきまで颯太の座っていたソファの窪みに



手を伸ばす




まだ、温もりを感じる







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