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カッコ悪い俺ら

第7章 居場所



何度目かの唇が




力なく軽くなる



髪を撫でる指もスローになっていく











利弘が…眠りに落ちた








たが……俺は眠れなかった





初めてのキス



初めてのエクスタシー






初めての人との触れ合いでの勃起







初めてばかりで、どうしていいか解らないまま…





俺は、利弘の腕の中で





眠れぬ時間を過ごす











静かな…寝室




利弘の寝息と安物の時計の秒針が徐々に俺を落ち着かせる

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