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カッコ悪い俺ら

第7章 居場所




「………颯太、いきなり呼び出してごめんね…バイト大丈夫?」




「あっ……あぁ、大丈夫今日は定休日だったから」




姉は、そっか…と、落ち着きなくコーヒーを飲んだ



「大丈夫だよ、父さんには何も言ってないし…俺は、姉ちゃんの結婚…祝福したいから」






「ありがとう――――…昨日、颯太の友達に言われたの…颯太が祝福したがってる…って」







ドキっとした――――…姉の口から…利弘の存在がでて来るとは思わなかったから…


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