
カッコ悪い俺ら
第8章 俺達の形
キモいのは置いといて…
俺は、1人残されたリビングで颯太の帰りを待つ
テレビを見てみたり、部屋をうろついてみたり、掃除してみたり………だが、結局やることが無くなりソファに横になる
で、暇だと…趣味とか――――…あ、やっぱりバイトしようかな…とか思考が変な方へと働いてしまう
颯太がもしここを出ていかなければいけなかったら…少しでも力になってやりたい
颯太の支えになりたい――――…///っ…また、乙女が入ってしまった!!
そんなこんなで…思考は振り出しに戻るわけだが…
乙女の俺は――――…尽くすタイプだったんだな…意外
と、そんなくだらない事を考えていたら――――…玄関のドアが開く音がした
