
カッコ悪い俺ら
第8章 俺達の形
ビクッ!!!「はぁ?!なんで!?」
駆け寄る俺は、颯太の「なんで?!」の返しにビックリしながらも目の前にしゃがみこむ
「……な、なんでって――――…?え?」
と、次の瞬間!!!颯太が俺に飛び付く様に抱きついた!!
「///え?!え?颯太?」
「鍵――――…居ないかと…居ないかと思った!!!居て――――…良かった…ヤバイ…良かった!
会いたくて――――利弘に会いたくて…走って帰ってきたんだ!!
居ないかと…思って…泣いちまったじゃないか!バカ!バカ利弘――――…好きだ…好きだ…ごめん――――好きなんだ!会いたかった」
