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カッコ悪い俺ら

第3章 コイツの存在…



しかし…


疲れて寝たいのは俺なのに――――…



利弘が俺のベッドで寝ている…




「―――――ったく…邪魔だな…」




ベッドから蹴り退かすか?とも考えたが――――…




利弘の――――…寝顔…



絵に描いたかのような…ムニャムニャ顔…



たまに…ニコッとしたり……鼻の頭を指でポリポリしたり――――…




「……ハムスター…?」






俺は、他人の部屋でもベッドでも――――…

平気でスヤスヤ寝る利弘の顔を見ながらそんなことを思う――――…







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