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カッコ悪い俺ら

第5章 エアコンと合鍵



「カラオケ終わったら…また、ここ来ていい?」




香ばしいパンを食べながら……俺は、颯太に聞いてみる




「―――――…あ、うん……いいよ」




颯太は、少し考えて……パンを皿に戻した……




「……じゃぁさ、コレ――――…渡しとく」





と、ポケットからこの部屋の鍵を出すと俺の方に――――…ポンっと、放り投げた



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