僕は魔女にはなれない!
第8章 ハッピーバースデイ!
「――――――――・・・」
ん?んん?珍しく白夜が渋い顔をする・・・
「・・・多分――――・・・あっちに行ったら戻ってこれない」
「――――・・・は?戻って・・・来れない?」
僕は前田の後ろで――――・・・白夜の言葉を何度も頭の中で繰り返す
「は・・・くや・・・・?僕は――――・・・どうなるの?」
魔女界に行けば――――・・・僕は住みやすいと言うが・・・
前田と――――・・・離ればなれになるの?
住みやすいなんて!――――・・・どうでもいいのに!!
「夢路君・・・大丈夫か?顔色が悪いぞ?」
先生が僕の事を心配して背中を支える
前田と先生に支えられ僕は不安感で小さく震えた