気持ちのいい恋
第8章 ヤジロベエの我が儘
「カイもリクも――――・・・俺のオアシス!」
「「なんだ、それ――――・・・」」
「プッ、ハモった!流石、双子!」
俺は、カクテルを飲みながらグラタンを堪能した!
カイとリクが顔をあわせてる――――・・・
少しぎこちなく視線を反らす二人に・・・
今の自分はどう写っているのか・・・気になる
ごめん――――・・・俺は、そんなにいいヤツじゃない・・・
2年前のあの出来事以来――――・・・
俺は人の好意に――――・・・敏感になった
だから――――・・・
カイとリクの好意が――――・・・分かってしまった
嬉しいのに・・・
それは――――・・・とても・・・怖いんだ