気持ちのいい恋
第8章 ヤジロベエの我が儘
俺は水を受けとり喉に流した――――・・・・
「ごめん――――・・・今日は帰る」
「え?、春斗さん?」
「送っていく――――、無理すんな」
カイに支えられながら立ちあがり二人同時に同じ視線を向けられる――――・・・
「あっ、ん~///大丈夫!今日は一人で帰れる――――・・・」
「は?送っていくって!」
このままだと――――・・・自分の嫌な部分が二人にバレそうで怖くなった
――――・・・離れないと・・・
「ん?カイに送られたら――――・・・また、誘ってセックスしたくなるじゃん?今日は、酔ってるし使い物にならないよ、俺!だから、一人で帰る!タクシー呼んでくれれば、二人も安心でしょ?」