気持ちのいい恋
第9章 失う怖さ
――――・・・次の日
俺は緊張しながら春斗さんの勤めるショップに向かった
「いらっしゃいませ!」
元気のいい声にビクッと反応してしまう――――・・・人見知りではないが華やかなショップとかは緊張してしまう
「いらっしゃいませ、何をお探しですか?」
いかにも店員と言う雰囲気の人に話しかけられ、俺は店内を見渡す
「あの~春斗さんは?」
「ん?春斗さんの・・・追っかけですか?」
「いや!違う――――・・・行きつけ飲み屋のマスターです!知り合いです!」
店員は「あぁ~!」と、笑って店長を呼びに言った――――・・・