気持ちのいい恋
第2章 双子の弟
同じ声・・・
俺は二人を見比べる――――・・・
「そのリアクション何だか“あるある”になってきたな
リク、なんか適当に頼むわ」
カイは、選び放題の席を無視してカウンターのど真ん中に座った
「ほら、春斗も座れよ」
促されカイの隣に座ると――――・・・真ん前でお酒の準備をしているカイと目があった
「春斗さんは何にしますか?見た目・・・お酒は強くはないてすよね?」
「///あ、解ります?どちらかと言うと甘い系が好きですね」
クスッと柔らかく笑う感じは
隣でニヤッと笑うカイとは全く違う――――・・・
外見はソックリなのに・・・中身は全然違う二人を見るのは俺にとっては新鮮で仕方がなかった