気持ちのいい恋
第10章 気持ちのいい恋
病院側に挨拶をし入院代を支払い――――・・・ロビーに行くと
カイとリクが俺を待っていた
「退院――――おめでとう春斗さん!」
「お疲れ――――」
二人には迎えられて、心から安堵した
「なぁ、春斗――――・・・俺たちと一緒に住まないか?」
「――――は?・・・どういう・・・事?おれ、アパート・・・あるし」
「春斗さんを、あのアパートに帰したくないんです・・・」
俺は、あのアパートでの数日を思いだし・・・体が震えた!
「な?――――・・・思い出して震えてるじゃねーか・・・」
するとリクがそっと俺の手を握ってくれた
「ね?そうしましょ?――――・・・つ~か、そうしたいんです!」