気持ちのいい恋
第10章 気持ちのいい恋
「///あ、甘えても――――・・・いいのか?」
リクは俺の顔を覗きながらにっこり頬笑む「もちろん!」と、手を更にギュッと握りながら・・・
――――――――・・・
「ここ――――・・・え?ここ?」
病院をでて、そのままついた場所は――――・・・
リクの店?!だった――――・・・
「ここ、リクの店じゃん?」
「はい、実は上が住居スペースの店舗だったんですけど・・・俺の稼ぎでは住居スペースまで借りられなくて――――・・・」
なるほど・・・・と、店の裏に回るとちゃんと住居用の玄関があった――――・・・
鍵を開けると――――・・・お洒落な感じにビックリした!
「三人で住みたいって事を考えたときに――――・・・ここが真っ先に思い付いたんだ・・・リクもアパートとここの仕込みの度に往復しなくていいし、俺はパソコン環境があれば何処でも仕事できるし――――・・・飯も食える!
春斗は――――・・・リハビリも兼ねて・・・リクの店で働けばいいだろ?」
「///え、いいの?――――・・・流石に、ショップには迷惑かけたし・・・戻れないって思ってたから」
「///春斗さんと働けるなら――――・・・俺も幸せです!」