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気持ちのいい恋

第10章 気持ちのいい恋


目の前が真っ暗になった――――!



・・・まだ、助かって・・・無い・・・・?



どう言うことだ――――・・・



すると・・・今までの事が巻き戻しみたいに病院から今までの記憶が俺の背後に物凄いスピードで流れて行く!




「え――――・・・え・・・ぐっ――――・・・ぅっぐぁ!」



流れていくスピードが早くなればなるほど、息苦しさが増していく!



リクの声が!カイの声が――――どんどん消えていく・・・








「――――嫌・・・だ――――・・・カイ!リク!」




俺は消えていくカイとリクの声を追いかける様に手を前に伸ばした――――・・・



掴めるなら――――・・・掴みたかった!



掴んで離したくなかった!!




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