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怖かった！怖くて――――･･･目の前で春斗が手を伸ばしているのに



届かなかったと――――･･･思った




でも、俺とリクは――――･･･間に合った！



そして――――･･･



苦しそうにしていた春斗の口から･･･微かに聞こえた




「愛してる――――･･･」







の言葉に――――･･･俺は、声をあげて泣いた



もちろん･･･リクも声をあげて泣いていた――――･･･







春斗はそんな俺たちを見てか･･･




リクの腕に抱かれながら――――･･･ふっと笑った