気持ちのいい恋
第13章 【最終章】気持ちのいい関係
泣いても――――・・・悔やんでも・・・
俺が涼太から受けた仕打ちは、けして消えない
・・・
涼太と俺の事――――・・・あの二人にはちゃんと話さないと・・・
俺は覚悟を決め――――・・・二人に自分の事を話した
二人は俺の話を黙って聞いてくれた・・・
カイは涼太の自分勝手な思いに怒りを表しながら聞き――――・・・
リクは涼太からの2度にわたってボロボロにされた俺の体と心を案じ目に涙を浮かべながら聞いていた――――・・・
俺の話が終わる頃には、明るかった窓の外は夕暮れから夜へとゆっくりとかわり始めていた・・・