気持ちのいい恋
第4章 癒されたいなら・・・
「え!」
俺は、目をバッチリ開け見慣れない天井を確認する――――・・・
ここ――――・・・どこ?
「やっと起きましたね?大丈夫ですか?頭痛くないですか?」
――――頭?・・・うっ、痛い――――!!
え?二日酔い?え?でも、何で・・・リク?
「はい、水――――・・・あ~・・・春斗さん、昨日の事覚えてませんか?」
昨日の・・・こと?
俺は、差し出された水を手にしようと体を起こす
「・・・ここは?」
見慣れない天井もそうだが・・・部屋も観たことの無い場所だった――――・・・
「ここ――――・・・リクの家?」
「はい、昨日酔いつぶれた春斗さんを家まで送るつもりでしたが・・・タクシーで寝ちゃって、仕方なく俺の部屋に連れ込んじゃいました!」
リクは、頭を下げて「すみません」と言う――――・・・
完全に俺が悪いじゃないか!?
「///え、あ~ごめん――――・・・迷惑かけた///俺――――・・・何もしてないよな?」
俺は、とっさに自分の服装をチェックする――――・・・