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気持ちのいい恋

第7章 認めたく無い心



~カイ目線~



「カイってクリーム系のパスタ苦手だったんだな」



「あ~・・・食後の口の中にど~しても残ってる気がしてな・・・」



店を出た俺たちはランチに食べたパスタの話をしながら歩いていた




――――・・・




リクの店でランチを食べて開店手前までまったりした春斗は「今日は長居して悪かった」と、席を立った


少し寂しそうな顔をしたリクだったが「明日、会社帰りに寄るよ」と春斗が言うと「はい」と、笑顔を作った



その瞬間――――・・・一気に居心地が悪くなった



「春斗――――・・・送る」


「ん、さんきゅう」


俺も店を出る口実を作った





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