雨とピアノとノクターン
第4章 出会い編:権力者
「……わかったよ、もう時間が時間だからテストに出そうなヤマだけ教えてあげるよ」
「ラッキー!へっへーん、見てろよ!明日の物理のテストは、貰ったも同然だって!」
「…ほら、すぐ調子に乗る!言っておくけれど鳴海、これは僕との取引。いわゆるビジネスだからね?僕の情報料と授業料は高いことをお忘れなく…」
「…げっ?なんだよそれっ!?金とるのかよ?守銭奴!鬼っ!」
「……ま、お金が無い人には身体で払ってもらうだけなんだけどね…♪」
「…え゛っ!!」
「前払いでお願いしますよ?」
恥ずかしがる佐屋をベッドに押し倒して、退屈な教科書は閉じよう…。僕は鳴海の服を剥ぎ取りながら、これから始めるヒミツの授業に夢中だった…。
外は今夜も雨…。
ねぇ…鳴海、雨音ってピアノの音に似てるよね。
ベッドのなかでも…聴こえるね。
the ende
「ラッキー!へっへーん、見てろよ!明日の物理のテストは、貰ったも同然だって!」
「…ほら、すぐ調子に乗る!言っておくけれど鳴海、これは僕との取引。いわゆるビジネスだからね?僕の情報料と授業料は高いことをお忘れなく…」
「…げっ?なんだよそれっ!?金とるのかよ?守銭奴!鬼っ!」
「……ま、お金が無い人には身体で払ってもらうだけなんだけどね…♪」
「…え゛っ!!」
「前払いでお願いしますよ?」
恥ずかしがる佐屋をベッドに押し倒して、退屈な教科書は閉じよう…。僕は鳴海の服を剥ぎ取りながら、これから始めるヒミツの授業に夢中だった…。
外は今夜も雨…。
ねぇ…鳴海、雨音ってピアノの音に似てるよね。
ベッドのなかでも…聴こえるね。
the ende