僕の体質❤️ヒーローの躾
第13章 カメラ小僧とモデルの躾
「ヘヘヘ、ヒロ君似合いそうだね?学祭が楽しみだね」
そう言うとヒロ君は顔を赤くして「おう!」と笑ってくれます。
ヒロ君、可愛いです。
さて、カチューシャには色々なタイプの耳が付いていて見ていて楽しいです!
「あ、これ――――猫耳!あ、これは~犬かな?ダックスフンドの耳だぁ…尻尾は長くて可愛いねぇ…
あ、これ――――狐?尻尾はフサフサだぁ~…ヒロ君…ライオンもあるよ?ヒロ君なら、こっちでも良かったかも」
「いやいや、千村はライオンより熊だろ?この胸板!がっしりした首!太い腕と足!熊――――もしくはゴリラとか?」
「ゴリラ?」
僕はクラスメイトの話に小首を傾げる。
「///しっ、しかし――――やっぱり、鳥越はウサ耳だよな!これしかねえ~って感じだよ!超~絶!似合うと思う!!当日は、お前目当てに客がわんさか来るぞ!」
クラフトメイトの宮澤 七緒(みやざわ ななお)♂️が僕とヒロ君にカチューシャを当てながら、ウンウンと納得しながら笑っています。
ヒロ君――――ゴリラ?…ゴリラ…
いや――――…やっぱり熊さんかな?