僕の体質❤️ヒーローの躾
第2章 隙だらけの恋人
先生はあわてて顔を離すと「顔にホコリが…」と、分かりやすい嘘をついて…部屋を出ていった。
それからも、先生は隙あらば恵兔へさわろうとした…
まぁ――――触らせませんけどね。
と、その時から俺は恵兔のボーっとした性格を気にしつつ守り続けたんですよ!
そんなある日、ボーっと俺の顔を見つめてた恵兔がいきなり…
「僕――――…ヒロ君が好き。
ヒロ君なら変なことされてもいいかな…って思うの…ねぇ?見知らぬ誰かに犯される前に…ヒロ君が僕を犯して?ダメかな?」
と、ぶったとんだ告白をされた!
変質者に出くわす度に恵兔のドギマギした顔や一瞬ビクッて、なる体が…どうにも俺の何かをくすぐっているのは分かっていたけど…
こうも、ストレートに言われると…
「///お、おぅ…///わ…分かった……つ~か、俺も…恵兔が好き…だ…」
と、素直に告白を返す事となった訳です。
まぁ、思春期真っ只中の中2の夏のことです!