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僕の体質❤️ヒーローの躾

第14章 涙の恋人





「――――ごめんなさい…ヒロ君…ごめんなさい…ぅっ…ぅぅ…」




――――え?



――――――――えぇぇ?




盗撮変態野郎を警備員に突きだし急いで帰ってきたが…



恵兔が泣いていた…



声を殺しつつも…漏れる声と…嗚咽の数々。



しかも――――…




「ごめんなさい…ヒロ君」




と、何故か俺に物凄く謝っている…



俺は、恵兔に謝られるような事は何一つない。







何故――――恵兔は、こんなにも…ボロボロと涙を流しながら…


俺に謝っているんだ……。







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