僕の体質❤️ヒーローの躾
第15章 ナンパ野郎と視線の躾
「申し訳なかった。しかし、残念――――君本当に可愛いから…スカウトしたいくらいだよ!」
そう言うと、カメラの後ろにいた人が僕たちに名刺を出してきました!
“プロデューサー”と、書かれた名刺に僕もヒロ君もキョトンです。
「大柄の彼氏さんも…きっと人気出そうだし――――…彼女さんなんて…絶対…すぐに話題になりそう!可愛いし…可愛い――――あれ?もしかして…君…男の子?」
プロデューサーさんは僕をマジマジと見て凄く驚いています!ちょっと…失礼です!プンプン!
「そうですよ、さっきから“彼女さん・彼女さん”って…失礼です!こいつは男ですよ」
ヒロ君は僕を再び後ろに隠すとプロデューサーさんを睨みます!