僕の体質❤️ヒーローの躾
第15章 ナンパ野郎と視線の躾
「ヒロ君――――スマホ貸して……」
「え?――――え…っと…これ?」
当たり前です!僕の痴態を録画したスマホを差し出すようにてを出すと、ヒロ君は恐る恐るそれを差し出した。
「――――こんな、恥ずかしい動画は削除します!」
「えええええ――――!///ちょっと、そ、それは話が違う!」
「うるさい!あんな――――///あんな恥ずかしい姿の僕が映ってると思うと気が気じゃない!もう!この場で削除だ――――――――――――!」
僕はついさっき録画したばかりのヒロ君の力作を“削除します”のボタンをタップしてヒロ君に突きつけた!
画面には“削除イエスOrノー”の選択画面が出てきた!
「ヒロ君の手で消して!!」
「///えええ――――せっかく…恵兎のお宝映像手に入れたのに!――――け、消せない!」
ボタンを押して“削除”させたいのに、ヒロ君は“消したくない”と駄々をこねた!