僕の体質❤️ヒーローの躾
第4章 いたずら電話と無言の躾
「おい――――…なんで、変態の電話に受け答えすんの?ダメじゃん!すぐ切るか、俺を呼べよ!」
ヒロ君が険しい顔で僕を睨む…
あ~…ちょっと怒ってるのかな?怒ってそうです…
「ごめん…なんか――――ど~していいか分からなくて…」
“はい、もしもし”の段階で…荒い息づかいに気がつかなかったのは痛いけど――――…
なんか、切るに切れなくて…本当に困っていたんです。
「で――――何を聞かれた?」
「ん~…絶えずハァハァ言ってたけど…
質問は“男の子”か“女の子”か…とか――――下着の種類は何派か…聞かれた」
居間に立ち尽くす僕とヒロ君だけど、僕の答えを聞いてすぐに眼光が鋭くなった。
と、同時に手を引っ張られ僕の部屋に連れ込まれちゃいました…
こりゃぁ…相当…怒ってるかも…