僕の体質❤️ヒーローの躾
第5章 罪悪感と戦う恋人
次の日――――…
恵兔と会わす顔がなかったが…録音の事をちゃんと謝って…恵兔の前で削除することを考えた。
「ヒロ君――――どうしたの?」
俺は恵兔を目の前にグッと拳に力を入れた。
「あ、そうそう――――この前…イタ電あった日…///ちょっと…変なプレイしたの…覚えてる?」
あの時の事だと思い心臓がドッキッと弾け…一気に呼吸が乱れた!
「///あ、うん――――あっ、え?そ…それが?ど~…した?」
「僕ね――――あの時の声…録音してたみたいで!///ここ一週間…ヒロ君が部活で忙しい時とか会えない時に……こっそり聞いてたんだぁ~…ヘヘヘ」
は?
はいいいいいぃ!?
えっ?えええ?お――――俺の昨日の罪悪感はなんだったんだぁぁぁぁぁぁぁ~~~~!
「ん?で、ヒロ君?話ってな~に?」
「何でもないっす…恵兔…好きだよ」
「///あっ、え――――……///あ…ありがとう」
よし――――…当分…消さないことにしました。