テキストサイズ

二年生の奇跡

第2章  中2 春




  まあ、中学校の紹介は
  これくらいにして。


  本当はどこかで
  期待してたのか、
  本当にもとから
  期待してなかったのか‥

  楽しくも悲しくもない
  気分で新しいクラスに
  向かう。


  ―…

  クラス替えをしても
  騒がしさは一年生の時と
  変わってなかった。

  っ‥朝からうっさ‥

  心の中で呟いて、
  座席表で席を確認して
  席につく。

  運がいいことに、
  窓際の一番後ろの
  席だった私。


  おぉっ!また一緒の
  クラスじゃん!いぇい!

  何人かの女の子が
  話しかけに来た。

  こんなんでも
  学校でのキャラは
  明るくてちょっとバカで
  みたいなのをやってる。

  だからみんなから
  よくイジられるし、
  そんな私が面白いのか
  遊びやご飯に誘われたり
  するから、

  取り敢えず
  過ごしやすいと言えば
  その通りだった。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ