
🌸可憐な君🌸
第1章 男子校に可憐な花が咲く🌸
何の取り柄もなく、ただ日々の過ぎるかの如く中学時代を過ごしてしまった…
その結果
俺の入れる高校は…お世辞にも良い高校とは行かず…
地元でも…そこそこ?――――いや、ほどほどの偏差値の男子校に決まった。
しかし、穴場の高校で…大学までエスカレーター式に行けると言うおまけが着いてくるらしく…滑り止めやキープ高校的な地位付けにはなるみたいである。
「大学まで行けるんだから…ありがたく通おう…」
そう心に決めてのぞんだ入学式で――――俺は…
運命の出会いをしてしまう。
生徒玄関手前のクラス表示を確認して教室に入り…席を探す――――…と、
俺の席に…すでに誰かが座っていた。
「あれ――――俺…席間違えた?」
クラスと席を間違えたと思い…黒板の席表を見る…と、
やっぱり――――俺の席は…最初に確認した場所で間違いなく…
ポツンと座る彼に…再び目線を向ける。
と――――さっきは気がつかなかったが!
俺の席に…間違って座っているであろう彼は…
とても――――可愛い…女子みたいな…
華奢で可憐な子だった。

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