
🐝極甘ハニー🍯
第18章 王子と三匹の化け猫騒動後
二人は蜜也を綺麗にし、ベッドに寝かせる――――。
髪を撫でる祐一郎に総一郎がミネラルウォーターを差し出す。
「ん――――サンキュー…」
「蜜也、すげぇ心配してたぞ。本当に解決したのか?」
総一郎は、雑誌の件で落ち込んでいた蜜也を思いだしため息をついた。
「ん――――、うん。マジで自滅エンドだった…。
アツムが動こうとしてくれてたみたいだけど、その前にバカなパティシエが乗り込んで――――見事な空中分解!」
祐一郎は手で花火が散るようにパラパラと表現すると、呆れ顔の総一郎を見た。
「なら――――学校来いよ…」
「おう、休んでる間にまとめてドラマのオーディション受けて、後は結果待ちだから!」
そう言うと、祐一郎は鞄から何枚かオーディション内容の紙を取り出すと、総一郎に見せた。
「――――やっと、一歩前進…だな」
「だね――――…で、総一郎は大学受けてからの…エリート組希望?」
総一郎は口に含んだ水を喉に流し込むと、「まぁな」と、ぶっきらぼうに答えた。

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