
🐝極甘ハニー🍯
第18章 王子と三匹の化け猫騒動後
すると、祐一郎のスマホが鳴り――――メールが受信された。
「お~、アツムから…。明日のスポーツ紙の端っこに津野川の打算的策略の全貌が載るってさ!
お~A子とB子の事も書かれる見たいで――――…、おっと!今週発売の週刊誌にも載るみたいだから、もうみーちゃんを心配させる事もないな!」
スマホの画面を総一郎に向けると、アツムから送られてきた一文を見せ――――祐一郎はニヒヒと笑った。
「まぁ、蜜也に危害がなく祐一郎だけの怪我なら、別に俺はなんも言わん」
「うわ――――お兄ちゃんに対して冷たいなぁ~」
「数分先に生れたてだけで兄貴面すんな!」
総一郎は睨みながら再び水を飲むと、蜜也の隣に腰を下ろした。
「俺は――――蜜也が幸せに…俺と暮らせてれば…それでいい。
将来は、俺が守るから――――…祐一郎は早く蜜也を楽しませる事を成せ」
総一郎の言い方に、少しカチンときた祐一郎だったが、
「みーちゃんをズーっと笑顔にするのは俺なの!守っててもつまらない人生じゃ、みーちゃんが可愛そうだ!バーカ!」
二人は蜜也を挟んで睨みあう!
「ん~…ん…」
しかし、その間で眉間にシワを寄せて寝返りをする蜜也の顔を見て、言い争うことを止めた!
「俺が守って――――祐一郎が楽しませる……蜜也が願った事だ……どっちか一つじゃダメ…なんだよ…な…?」
「そうだ…な…」
二人は蜜也の寝顔にそっと触れた――――。
こうして、蜜也の心配事は解決した…。
ちなみに――――津野川のブランド“ユニコーン”はこの騒動が原因かど~かは知らないが…ファッション業界から自然に消えた。
もちろん、祐一郎を使って売名行為に及んだ、A子とB子は、モデル業を引退し田舎に帰ったとか?

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