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三井は流川のことを好きになってゆく感覚に
戸惑いながら　少しずつ　理解し始めた。

そして　三井は決心する。
告白すると…。

しかし　そんな三井を待っていたのは
三井にとっての冷酷な言葉だった。



暫く　家を空いていた流川が帰ってきた。
三井は勇気を出そうと思った瞬間に
流川は言った。



「出て行ってくれる？もう、俺あんたのこと
好きじゃない」


は？と思う三井に流川は続く。


「とりあえず　2ヶ月分の生活費をあげるから。今すぐ出て行って。荷物は住所決めたら教えてくればいー。」


お金を渡されて　ポイッと玄関の外に放り込まれた。


三井「……え？」



三井は夜行バスに乗っていた。

バスの中で必死に考えた。
そこで　三井は気付いた。
“言うの　遅かったんだ”と。

そして　三井は１人になってしまった。
最愛の両親を失い
そして　愛する人でさえも　失った。


そんな時　後ろの席から　知ってる声が
聞こえてきた。


？「全く…流川ったら」


三井はバッと後ろの席を見てみると
そこには　彩子と晴子が座っていた。


三井「なんで！？お前らがいるんだよ！？」

彩子「私と晴子ちゃん　三井さんの味方なんです♡三井さんの勇気を台無しにした流川が、
許さないので　二人だけで　家出しちゃいました♡」

三井「家出しちゃいました♡じゃねぇよ！宮城と桜木が心配するパターンだからな！？」

彩子「だから、三井さんの味方なんですって
言いましたよ。」