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危険なゴールド 【SLAM DUNK 】

第1章 困ってること

三井side

俺には困ってるものがある。
そう、それは
俺の目の前にいる女が2人。

その女たちは マフィアのボスの部下の恋人で
ボスはその女たちに 俺を連れてくるようにと
命令されたらしい。

自分の運命の番だと言ってたのだ。
は?何を言ってるんだ?そいつ。
会ってもいない奴の所に行けるかよ。

にも関わらず 何故かそのマフィアの
敵のマフィアに追いかけられてる。
勿論 女たちも可哀想なので 一緒に逃げてるが。

今は とりあえず 人が多い喫茶店で一休み。
緩かなパーマしている女が
スマホを見ていたら 「よし!」と
言った。


彩子「晴子ちゃん!三井さん!これで安心してください!リョータに連絡しましたので!」

三井「リョータって、お前の男?」

彩子「まぁそうですね、もうちょっとの我慢ですからね!」

三井「とりあえず 喫茶店に入ったんだけど
そろそろ 3時間も経ってるし…店員もコーヒーだけの…」

彩子「でも おかわりしていますから
大丈夫じゃないですか?」

三井「そうだよな…警察に行くか…」

彩子「駄目ですね。もし あいつらと警察の一部がスパイの可能性もありますから。」

三井「だよな…鉄男なら なんとかしてくれるかもな。」


すると 今まで静かだった大人しい女の子が
口を挟んだ。


晴子「大丈夫です!流川くんやお兄ちゃんたちも来てくれるから!そ…それと…さ…桜木くんも//」

三井「お兄さんいるんだ。」

晴子「はい!」

三井「とりあえず ここを出るか…」

彩子「ここではだめなんですか?」

三井「なんかあった時 店に迷惑掛けるだろ?」

彩子「そうですね。リョータに店を出るとラインしておきます。」

三井「会計払ったぜ。ちっ 遅かったか…」


そう 店員だったはずの連中が
俺たちを囲んでいた。

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