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蒼真
「鳴海さんより早く台本読まなきゃ…
俺の本性がバレてしまう!!」

師匠
「一華さぁん!!待ってよぉ…って…あれ？
君は、あの時の美しき美青年では？」
(何か雰囲気、違うけど…)

蒼真
「はぁ？誰かと勘違いしてんじゃねぇの？」
(誰にも言うんじゃねぇぞ!!
てか、あの後アンタのせいで
風呂には一緒には入ったけど
結局、別々の部屋で寝て
おわずけ食らったんだぞ!!)

蒼真は師匠の胸ぐらを掴み
心の叫びを師匠にぶつけた…

鳴海
「蒼真…その人、知り合い？」

蒼真
「あっ!鳴海さぁん!
全っ然、知り合いでもないですよ!!
さっ行きましょう♪」
(絶対に言うなよ!!)

蒼真は師匠を睨み付けた…

師匠
(こっわ…あの時と全然、違うじゃん!!
振られて良かったわ…)

鳴海
(怪しいなぁ…悪い虫は
潰しておきたいんだが…)