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鳴海
「でもさ俺も台本読んどいた方が
良いでしょう？」

蒼真
「それは大丈夫ですよ!!
鳴海さんは思った事を
そのまま言ってくれれば
後は僕に任せてください!!
それとも僕じゃ年下だから
頼りないですか？」

蒼真は上目遣いで鳴海の顔を覗き込む…

鳴海
「じゃあ蒼真に任せるよ!」
(何か怪しいけど蒼真は可愛いから
許せちゃうな…
俺…これでも我慢してるんだよ…
それに蒼真…最近ピアスの穴
ひとつ増えたよね…)

蒼真
「すごく嬉しいです♪」
(ここで嫌われるワケにはいかない!!
鳴海さんはBL作家で純愛系を書いてるから…
俺の本性知ったら絶対嫌われるから…
何としてでも隠し通す!!笑顔、笑顔!!)

師匠
(なんか…両思いになっても
片思いとは違う悩みがありそうだな…)

宙に浮いた台本は…
魁斗と果凛に渡り…